個人契約の家庭教師はどこで見つければいいの? オススメの掲示板サイトは

家庭教師と生徒

勉強が苦手でいつも信じられない点数を取ってくるわが子。勉強しろと言ってもゲームをしたり友達と遊んでばかりで、ちっともやってくれない。日本中でそんな嘆きの声をあげている親御さんが多数いらっしゃるでしょう。あるいは、高い月謝を払って塾に通わせてるのにまったく成績があがらず、別の方法を模索中。そんなときに頭に浮かぶのが家庭教師というものでしょう。

けれど、塾とちがって家庭教師はマンツーマンでの指導。お金もそこそこかかります。有名業者を使うとかなり高額に。……しかし、個人契約ならもっとだいぶ安くあがるのでは?

ここでは、個人契約の家庭教師について、そのメリットデメリットを、塾講師と家庭教師、どちらもやったことのある経験者の視点から解説しましょう。

個人契約の家庭教師、そのメリットとデメリット

集団塾と比べて

現在、塾ではなく家庭教師を依頼するご家庭の子というのは学力的にはかなり低い子が多数。「集団塾だとついていけない」という理由で家庭教師に切り替えるケースも多々あります。そもそも勉強の仕方がわからないから、先生に付きっ切りで教えて欲しい、マンツーマンで励ましつつ教えてあげて欲しいというニーズがあるんですね。

そもそも「授業を聞いて勉強する」ということ自体ができない生徒は一定数いるので、その場合に家庭教師というのはいい選択肢です。下手に塾にやっても友達と遊んでいるだけで、むしろ教室で問題児と化し、まわりに迷惑をかけてしまうという子がいるのも事実。これなら何もしない方がマシなくらい。

一方、家庭教師であればマンツーマンだから、他の子とつるんで悪さをしたり遊びまわったりなんてことはありません。

業者を通す場合と比べて

家庭教師を依頼する場合、まずは業者を通すことを考えると思います。テレビCMをやっている有名な業者を使ってもいいし、コンビニやスーパーに置かれている小冊子を見て連絡するのでもいいし、はたまたネットで調べてもいい。けれど、個人契約と比べてメリットもあればデメリットもあるので、そこはよく認識しておいた方がいいでしょう。

まずメリットですが、先生がはやく見つけられる。これが最大のメリット。教える側から言えば、生徒がはやく見つけられるということです。業者の場合、その地域の教師と生徒の情報をかなり持っているので、マッチングは当然スムーズにいきます。

私が最大手の家庭教師業者に登録していたときも、生徒さんとのマッチングは非常にスムーズで、希望すればかなり短期間に生徒さんを見つけることができました。逆に、生徒の側も「お願いしたらすぐマッチングしてもらえた」と喜んでいたことが多かったです。

さらに、もし生徒と教師が合わなかった場合には交代が簡単ということ。会社を通せば、教師に直接言う必要がないから気まずくないし、割とすぐに別の教師を紹介してもらえます。ある意味、ここが最大のメリットかもしれません。

一方、デメリットも。

それはもう、ご想像のように、費用面です。業者を通していた場合の私の家庭教師の時給はおおむね2,000円ほど。しかし、ご家庭の方ではこのトータルするとこの倍くらい支払われていたようです。また、単に料金が高いというだけでなく、最初にまとめて支払いを求められて難儀したという声もありました。

たとえば最大手の会社ですと、有名アニメを使ってゴールデンタイムにばんばんCMを打ち、有名雑誌にも広告を出し、さらに全国に事務所を構えて事務員を使っている――そのためにかかる費用って莫大なものですよね? それだけご家庭の負担が増えるのです。

しかも、家庭教師業者のあこぎなところは、最初のマッチングの段階でほぼやることが終了し、そのあとはほとんど何もしないにもかかわらず、永続的に料金のうち半分をせしめるというところ。ご家庭から支払われる料金の半分ほどは担当教師に行きますが、残りはずっと会社のものとなります。

個人契約のメリットとデメリット

デメリットから言いますと、個人契約にはこんな弱点・問題点があります。

  • 教師を見つけるのが難しく、時間がかかる
  • 安易に教師交代ができない
  • 教師の質が気になる

最大の問題点は一つ目ですね。いきなり「個人契約の家庭教師を見つけよう」と思っても、どこを調べたらいいのかわかりません。たまたま親戚や友人に学力の高い大学生などがいればいいですが、そう都合よくいくとも限りません。

私としては、個人契約の家庭教師を探すなら、トラスト(To-Last)というマッチングサイトをおすすめしています。けど、これは最後にお伝えします。

また、個人契約の場合、はたして教師がちゃんとした人なのか、教える技能はたしかなのか、といった部分も気にかかるはず。けど、これはあまり気にする必要はありません。掲示板やマッチングサイトにはだいたい教師の学力や経歴がわかるような項目が用意されているので、それを吟味すれば大丈夫。

在籍する(または卒業した)大学はどこか、これまで指導経験はあるのか、実績はどうか、信頼できる自己紹介が書かれているか。そういった部分を見ればかなり選別できますし、最初に面談をしてから指導に入ってもらうかどうかを決めることもできる。

さらに、ぶっちゃけて言うと、業者を通したからといって安心できるわけではない、という事情もあります。業者のサイトには「教師は厳選してます!」という意味の文言がよく書かれていますが、これはあまり信頼できません。ウソの数字は出していないのでしょうが、経験上、そんなに「厳選」されてた感じはしない。最低限の学力があり、変な恰好や言動をしてなくて、ちょっとやる気があれば採用されるくらいの感じです。

教師の質に関しては、業者を通しても個人契約で探しても、大差ないと思った方がいいでしょう。

次にメリットですが、このようなものがあります。

  • 時給が安い
  • 余計なセールスをされない
  • 教材費がおおむね安く済む

やっぱり、費用面にかかわるメリットばかり。

業者を通すと試験前だとか夏休みだとかに追加で授業を増やしませんかというセールスが来たりするのですが、個人の先生の場合はあまりそういうことはないでしょう。社会人でやっているプロの方はどうかわかりませんが、大学生でそこまで積極的に売り込んでくる人が少ないはず。

教材は、個人契約の場合は市販のものを使用します。あるいは、生徒がふだん使っている学校の教科書や問題集など。だから、あまり追加で教材費がかかることはありません。

学習塾ですと専用のオリジナル教材を使うのですが、そういうのはかなり高い! 5教科で、それぞれ2種類3種類必要となれば、一冊1,000円としても数万。それに比べればだいぶ安く済みます。

注意

家庭教師業者によっては1年分2年分の教材をまとめ買いさせようとすることがあるので、そういうところは注意が必要です。私が個人契約で受け持ったご家庭は、業者から数十万円分の教材を買わされそうになったと語っていました。

たしかに塾や家庭教師業者の教材でいいものがあるのは事実ですが、市販品でも充分対応できます。小中学生くらいでしたら、教師が自作することも充分可能。「いい教材はすごく高い」「高い教材はいい」という思い込みがあればそれは捨てた方がよいでしょう。

個人契約の時給相場とは?

では、個人契約の場合の家庭教師の時給ですが、おおむねこのくらいとお考えください。

  • 小学生 2,000円
  • 中学生 2,300円
  • 高校生 2,500円

あくまで目安ですが、だいたいこのような相場観を持っておくと、スムーズだと思います。

教師が初心者の場合、ほぼボランティアのようにやってる場合は1,300円程度の時給で受けるというケースもありますが、それは少数派。小学生でも2,000円くらいは見ておいた方がいいでしょう。

逆に、教師が実績の豊富なプロ講師である場合や、中学受験に対応できるといった場合はこの相場などあてにならないほど高くなっていきます。さすがに時給1万円は聞いたことがありませんが、5,000円6,000円という場合も。安さよりとにかく結果を! というご家庭も少なくはありませんからね。

また、この時給に加えて交通費は実費で支給するのが一般的です。

車での通勤の場合はガソリン代を支払うわけですが、私の場合は1kmにつき15円をいただいていました。

個人契約の探し方は? トラスト(To-Last)がおすすめ

では、どうやって個人契約してもらう教師を見つけたらいいのでしょうか? あるいは、教師はどうやって生徒を見つけたらいいのか?

私のおすすめは家庭教師のトラストです。

これは家庭教師の業者ではなく、ただのマッチングサイト。トライやあすなろ、がんばといった会社とは仕組みというか、種類がまったく違います。ただ、マッチングをするだけ。

なぜおすすめかといえば……

  • サイト利用の費用が最初の7,800円のみ
  • 登録されている教師・生徒の数が多い
  • サイトが見やすく、使いやすい

といった理由です。

上にも書きましたが、業者を使うと、メリットは最初のマッチングの段階でほぼ終了してしまうのに、そのあと永続的にお金を取られることになってしまいます。けど、このサイトは最初のマッチングという重要な部分のサービスを提供してくれて、支払うお金は最初の7,800円で終わり。そのあとはまったく関与してきません。そこがいい!

また、教師・生徒ともに登録者多数。教師でいうと、たとえば東京が10,730人、大阪5,641人、埼玉2,427人などとなっています。

私は埼玉のかなり田舎に住んでいるので、生徒探しに苦労するかと思ったのですが、これまでに2人、トラストを使って生徒を見つけることができています。

また、トラストならば個人契約の手引きと契約書のテンプレートも入手することができます。形式のしっかりした契約書を交わしておかないと、あとあと時給や指導教科、交通費の算出方法などで行き違いが生まれるかもしれません。こちらのテンプレートを利用すればかなり安心です。

最後に

以上、個人契約の家庭教師のメリットとデメリット、さらにおすすめのマッチングサイトをご紹介しました。

結論としては、家庭教師はできるだけ個人契約を使った方がいい。教師の質という面でも、その他のサービス面でも、業者を使ったところでさほどの違いはありません。「すぐにでも家庭教師をつけたいのだけど、トラストを見てもよさそうな先生が近くにいない!」という場合は、業者を使うのもありです。

では、業者を使うにせよ個人契約をするにせよ、よい先生とのめぐりあいをお祈りして終わることにいたしましょう。