独身男女がお盆に帰省しない7つの理由【薄情なんて言わないで!】

お盆。それは、毎年行われる日本人の民族大移動。学生も社会人も、こぞって新幹線に乗り、あるいは車を走らせ、田舎の親のもとへと帰っていく。そこで先祖代々の霊を迎えつつ、団らんのひと時を過ごす。

しかし、なかには「帰省しない」という独身の男女もいる。日本人の流れに逆らって、一人暮らしの部屋に残る者もいる。ここでは、帰省しない派の原因や理由などを調査・考察してみた。

2017年のお盆期間

まずはお盆がいつからいつまでか、だ。お盆は先祖の霊がこの世に戻ってくる期間なわけだが、そういう話はいいとして、問題は世間のお休みの期間。これは一般的に、8月11日から16日の6日間が多いようだ。

お盆期間

今年2017年は8月11日金曜日が山の日という祝日のため、長めの休みになっている。

お盆といえば毎年ニュースになる帰省ラッシュだが、下りは11日がピーク。時間帯は午前10時から12時、午後は18時から19時の乗車率が上がると予想される。上りは15日がピークで、特に混む時間は午前10時から11時、午後17時から18時ごろ。

もしこの日、この時間に新幹線や高速道路を利用したら、かなりストレスフルなことになりそうだ。

30代独身が帰省しない7つの理由

「帰りたくないから」といってしまえばそれまでだが、もっと具体的に帰省しない理由を考えてみよう。

仕事・学業が忙しい

これは一定数いる。お盆とはいえ、日本人全員が休みを取れるわけではない。働いているから物理的に実家へは帰れないというわけだ。この場合、ずれた時期に休みをもらい、そのときに帰省するという方もいる。また、「仕事を理由に帰省を免れられる!」と喜ぶ場合もある。

「仕事だから」という理由だと親も納得しやすいようである。

お金がない

帰省するためのお金がない、あるいはもったいないというのも正直なところだろう。片道3時間程度で帰れるならいいが、たとえば東京から北海道へ帰省しようなんて思ったら、いい家電がひとつ買えてしまう。「そんな出費をしてまでわざわざ帰りたくないよ」という方も多いはず。

おまけに、お盆のあいだは飛行機のチケット代もあがってたりする。気が進まないのにあえて帰ることもない。そういう判断をする人も多いだろう。

親がきらいだから

調べてみると、このような声も多々あった。親のみならず、兄弟や親せきと仲がわるく、わざわざ帰りたくないという理由である。たしかに、せっかくの貴重な休みにきらいな親と顔を合わせてストレスを感じるのは不毛である。

「お盆は両親や兄弟と顔を合わせて仲よく団らんするもの」というのはあくまで大方のイメージであって、各家庭の事情はそれぞれだ。

実家に居場所がない

家を出て数年もすると、自分の部屋がなくなっているか、とてもくつろげる状態でなくなることがある。すると、帰っても寝る場所さえおぼつかなく、帰省する気にならないことがある。

かく言う私も、大学に入って数年後、気づいたら実家の自分の部屋を母親に占領されていた。しかも、私物はそのままの状態で中途半端に使われていて、なんだか気持ちの悪い思いをしたことがある。

あまり話題にならないが、家を出たのをきっかけに知らず知らず自分の部屋が母親の部屋に変貌していたり、物置と化してしまったという人は多そうだ。

実家がゴミ屋敷化している

これもそこそこ多いかもしれない。ときどき、ニュースや書籍で特集されている、実家の片付け問題だ。どういうメンタルの働きかわからないが、子供が巣立ったあとの両親というのは片付けができなくなるらしい。

庭には割れたバケツやさび付いた農機具、草はあちこちに繁茂して、玄関をあければ有象無象が廊下の左右に積まれてて、リビングには使われてないダイエット器具、古雑誌や古新聞、棚には収まりきらないほどの食器が詰め込まれ、上には靴だのタオルだのの空き箱がこってりとしたほこりをまとって鎮座ましましている……。そんな家には帰りたくないものだ。

結婚へのプレッシャー

これは圧倒的に多そうだ。現在、男性の初婚年齢は31.1歳、女性は29.4歳。30代での未婚率は約42%となっている。統計上、30代未婚はありふれているにもかかわらず、いざ帰省をすると結婚へのプレッシャーをかけられることが多い

都会で働いていると忘れがちになるが、やはり田舎ではまだまだ結婚が早く、30代ともなれば子供の2,3人もいたりする。そんな中、独身でいてたまに実家に帰ると、「結婚はしないの?」「いい人はいないの?」といった圧力を受けることになる。

この「結婚まだなの攻撃」が理由で帰省しないというのは女性に多いようだ。ライフスタイルが変わりつつある中で、旧態依然とした価値観が呪いのように独身者を呪縛している。

帰省してもやることがない

大都会の東京や大阪、いや、地方都市であっても、娯楽は充実している。徒歩で本屋さんやデパートに行けたり、カフェやレストランに行けたり、駅から電車でいくらでも好きな場所へ行けたりする。が、田舎はちがう。場所によってはコンビニでさえ車で20分、映画を観ようと思えば40分もかかるなんてこともしばしば。

実家のまわりは畑と太陽光パネルばっかりで、青々とした山はきれいだけど、とにかく時間を潰す場所がない。おまけにネットの回線はなく、スマホですら満足に時間を潰せない。そんなこともしばしばだ。

こういった場合は帰る気になれないだろう。

まとめ
以上、帰省をしないさまざまな理由を考えてみた。実際にはどれかひとつの理由ではなく、複合的な理由から「帰省しない」という選択をしている独身男女が多いはずだ。

いやいや帰省するのは人生の無駄?

ひとりぼっち

私自身の話をするならば、学生のころはお盆にはあまり帰省しなかった。大学生となって最初の夏はなんとなく「そういう決まりなのか」という感じで帰ったような気もするが、お金がかかる上にすることもない。帰省などしても無駄である。他にすべきこと、やりたいことがあるなら、そちらを優先した方が人生の充実度があがりそうだ。

とはいえ、まわりはみんな帰省してしまい、遊ぶ友達がいないというケースもあろう。そうすると暇を持てあますことになる。また、しぶしぶ帰省した場合でも、時間の潰し方にこまることとなる。

そんなときにおすすめなのは動画サイトである。パソコンやスマホで見られる動画サイトは時間を潰すには非常に便利だ。映画、ドラマ、ドキュメンタリーなど、さまざまな映像作品が楽しめる。私は現在、もっぱらU-NEXTを利用しているが、これなら31日間無料。つまり、お盆期間中は余裕で時間を潰せる。

ブロードバンド環境があるという方は、ぜひ利用してみよう。