お年玉、もらえるリミットは大学生?【調査結果と私の意見】

お年玉

お正月といえば、子どもにとって楽しみなのはお年玉。「現金を持ったおじさんおばさんたちが、今年もおうちにやってくるぞ!」。そう思って毎年ワクワクしていたものである。なんせ、お年玉は自由に使える貴重な収入源だ。

しかし、あれから歳月が流れ、現在32歳、気づけばお年玉をもらえなくなって久しい。あの頃、ニコニコ顔でカバンからポチ袋を出して渡してくれたおじさんおばさんたちも、もはや現金はくれなくなった(野菜とかおこわとかはくれるけど)。

思い起こすに、お年玉がもらえなくなったのは大学生くらいの頃だった気がする。……やっぱり、お年玉のリミットは大学生あたりなのか? そのあたりのことを調べ、考えてみた。

大学生はお年玉をもらってる?

世の中の大学生はお年玉をもらっているのか? まずは何か調査結果がないか調べたところ、ややデータが古いが、2013年にマイナビウーマンがアンケートを実施していた。そのデータを引用しよう。

アンケート

Q. お年玉は何歳までもらっていましたか?

1位: 22歳まで(大学生まで)……36.0%(288人)
2位: 19歳まで(高校生まで)……24.4%(195人)
3位: 20歳まで(成人まで)……18.5%(148人)
4位: 16歳まで(中学生まで)……9.5%(76人)
5位: 12歳まで(小学生まで)……3.9%(31人)
6位: 30歳まで……3.0%(24人)
7位: 31歳以上……2.5%(20人)
8位: もらっていない……2.2%(18人)

引用元:マイナビウーマン

このように、お年玉をもらっていたのは22歳までという人がもっとも多かった。

発言小町やYahoo!知恵袋には「大学生にお年玉をあげるべきか」で悩んでいる人の書き込みが多数あったが、22歳までもらっている人が3分の1以上いるのであれば、大学生にあげてもまったく不自然ではない。「二十歳過ぎればもう大人なんだから……」という意見の持ち主はそこまで多くないようである。

私自身も、大学生の間はまだもらっていた。さすがに中学生・高校生までと比べるともらえる数は減っていたが、それでもちらほらくれる親戚はいた。「もう大学生だけど……」と言うと、「学生の間はもらっておけばいい」というおじさんもいて、そんなものかと思っていた。

大学卒業後はまったくもらえなくなったが、22歳を過ぎるともう年齢的な区切りがなくなってしまうので、自然とそこが潮時ということになるのだろう。

大学生へのお年玉はいくらが妥当?

紙幣3兄弟

これはアンケートなどの結果は見当たらなかったが、実体験としてもお悩み相談系の書き込みを見ても、1万円が妥当なようだ。

確かに、自分が大学生で、もらったポチ袋の中身を見て3000円とかだったら、悪いがちょっとがっかりしてしまう。二葉亭が見えても、「諭吉じゃないのか」と思うだろう。大学生の心はもう、諭吉じゃないと満たされない。

あと、たまに2万円とか3万円とかくれる親戚もいた。さぞかし羽振りがいいのだろうと思ったものだ。しかし、今となってみるとそれが誰だったのか思い出せない。逆の立場からしたら切ないものである。

むしろ、大学生はあげる側?

ここまで大学生はもらう側という前提で書いてきたが、ひとつ疑問に思う方もおられるだろう。これは、私もちょっとだけ考えたことがある問題だ。つまり……

大学生って、むしろあげる側でもいいんじゃないの?

成人といえども、大学生はまだ自分で稼いでいない。社会人という括りには入らない。大人とされる根拠は「20歳で成人」という中途半端な区切りだけで、あんまり大人としての扱いも受けていない。

が、やはり小学生・中学生に比べればだいぶ大人だし、働いていないとは言いつつ、なんだかんだでキッズたちに比べれば自由になるお金もある。

小学生

毎朝、重荷を背負わされ一列縦隊で登校させられる小学生の図

友達と自転車でコンビニに行ってお菓子を買うのがやっとのあいつらと、一晩のコンパとカラオケで5000円を出してしまう自分たちとを比べれば、やはり大学生は金を持っている。あいつらからすれば金持ちにさえ見えるはずなのだ。

大学生

登校する義務もなく、毎夜宴に興じる大学生の図

なので、あげてもいい気がする。が、これは少数派のようだ。

まだ仕送りをもらったり奨学金に頼っている状態で他人にお金をあげるというのもどうかと思うし、お年玉をあげるのは自分で稼いでからでいいだろう。

大学生のお年玉の使い道

ところで、大学生は何にお年玉を使っているのだろうか? 高校生以前であればゲームや漫画、おもちゃやお菓子など、いろいろ好きなものを買っていたわけだが……。

私の場合で言えば、だいたいは本、もしくは生活費に充てていた。あるいは服とか、日用品とかである。大学生で一人暮らしとなると支出を自分で管理するようになるので、実家暮らしの時のように「お小遣いで自分の好きなものを買う」という感覚ではなくなってしまうのだ。

お金の使い道といえば、いつしか家賃やら電気代・光熱費・食費・日用品といった生活に必要なものが大半を占めるようになり、遊びに使う分はかなり減ってしまった。お金というものが、ただの生活のための手段に成り下がってしまった。

面白くもない話だ。

結び

大学生にお年玉をあげるべきか、はたまた大学生でももらっていいのか? そんな疑問について考えてみた。アンケート結果を見ると「大学卒業までもらっていた」という人が最多だったので、そこが合理的なリミットなんだろう。

もちろん、当人の状況、家族や親戚の間での習慣というのもある。なんとなく20歳までという暗黙の了解がある場合もあれば、高卒で就職したのならもうあげなくていいという判断もあり得る。そこはケースバイケースだ。

現在32歳。さすがに今後もうお年玉をもらうことはない。どちらかと言えば、あげる側だ。今後50年、60年と、親戚の子供たちにお年玉をあげ続けるようになるんだろう……と思いきや、考えてみたら、お年玉をあげる年齢の親戚がほとんど見当たらなかった。一族を見渡せば老人と中高年ばかりで、子供はポツポツ、数えるほど。

あまりあげなくていいのはラッキー。だが、ちょっと寂しくもある。