雨の日の鼻水・鼻づまり、真の原因は天気にまつわるこの2つ!

もうね、昔から疑問だった。苦痛だった。いったいなんで、曇りの日や雨の日はこんなに鼻水が出るのだろうか。思えば小学生の頃からそうだった。天気の悪い日は、ランドセル背負って通学路を歩きつつ、鼻水をずるずるさせていた気がする。

そこで今回は、長年の疑問であり苦痛の種である雨の日と曇りの日の鼻水について書こうと思う。原因と対策方法をごらんあれ。

雨の日の鼻水に悩む人は多数

鼻水をかむ男

「花粉症は仕方がない。アレルギーがあるんだから。でも、花粉の飛散量が少ないはずの雨や曇りの日に鼻水が出まくるって、これはいったいどうなってるんだ! 責任者、出てこい!」

と、こう曇天の空に向かって叫んだところでどうしようもない。問題は天候なのだから、クレームをつけても無駄である。

しかし、意外と同じ悩みを持っている方は多くいらっしゃるようである。この手のことを調べていくと、やれ雨が降ると鼻水が出るだの、やれ鼻づまりだのくしゃみが止まらないだの、そういった悩みを抱える人の声が目につく。

さまざまな症状を訴えている方がいるが、まず私の場合、どんな感じかを整理しておこう。

清水の症状
  • 花粉症の時期、雨の日や曇りの日にも鼻水が出る
  • 花粉の時期でなくても、雨や曇りだと鼻水が出る
  • くしゃみは出るが、目のかゆみはない
  • 午前中に症状が出ることが多く、午後はおさまる場合もある

気になるのは、花粉の時期でなくても天気の悪い日に鼻づまりしたり鼻水が出てくるところだ。この現象の原因について、調べてみた。

雨の日に鼻水が出る原因

調べた結果、おそらくこのせいだろうという原因を2つ発見した。それぞれ詳しく見ていこう。

1)寒暖差によるもの

寒がる女

曇りの日や雨の日は気温が低い。寒い。いまは3月で晴れの日の日中は暖かくなってきているが、やはり天気が悪いと寒い。この寒暖差が影響しているようである。

寒いと、鼻水が出るのだ。

当たり前のようだが、ここでキーワードとなるのが血管運動性鼻炎なるもの。これはアレルギー性鼻炎とは区別される。アレルギーは花粉や猫の毛など、アレルゲンとなる物質によって引き起こされる。血管運動性鼻炎は寒暖の差によるもの。

私は午前中につよく症状が出るのだが、寒暖差によるものと考えると納得がいく。暖かいお布団から出て寒い室内をうろつく。シャワーなんか浴びちゃったりする。と、「暖かい」から「寒い」となって鼻の調子がわるくなるというわけだ。

なお、この症状を「寒暖差アレルギー」ともいう。

2)低気圧によるもの

気圧の説明をする女性

これも似ている。天気が悪いときというのは、気圧も低い。中学校で習ったことがある。晴天は高気圧、曇天・雨天だと低気圧が来ているのである。ヘクトパスカルが低下している。

気圧が高いときというのは、からだの周囲をぎゅっと包まれているようなものだ。だから、晴天の日は調子がいい。けれど、低気圧でからだの周囲の圧力が下がると、血管が膨張して調子が悪くなる。頭痛がして困るという方もよくいらっしゃる。

第二のキーワードとして登場するのが「ヒスタミン」である。これはリンパ球というものが花粉などアレルゲンを撃退するために分泌されるもので、こいつは気圧が低いときに多く出る。と、これが鼻水・鼻づまりの症状を悪化させてしまう。

さらに言えば、ヒスタミンの増加には副交感神経が関わっているのだとか。

自律神経には次の2つがあり、それぞれこんな働きがある。

交感神経の働き
  • 筋肉の緊張を保つ
  • 心臓の鼓動を高める
  • 呼吸を早める、瞳孔を開く
  • 脂肪を分解してエネルギーを生み出す
副交感神経の働き
  • 胃腸の動きが促進され、消化や排せつをスムーズにする
  • 筋肉の緊張をゆるめる
  • 脈や呼吸をおだやかにする
  • 血管を広げてリラックス状態に導く

交感神経はからだのテンションを高めてアクティブにするもの。一方、副交感神経はからだを緩め、リラックス・モードにしてくれるもの、というイメージである。

副交感神経が優位になると涙や唾液の分泌も増えるらしく、鼻水が出るというのもこいつのせいみたいだ。

寒暖差アレルギーと低気圧による鼻水への対処法

ヒントを与える男

では、寒暖差と低気圧による鼻水・鼻づまりにはどうやって対処したらいいのだろうか。対策をまとめてみた。

チェック!
  • 体を冷やさない
  • 体力をつける
  • バランスのいい食事をする

なんだか、あまりに当たり前のことだが、こういった健康管理が大事らしい。

逆にいうと、天気のせいで鼻水が出るという場合、花粉症の対策をしてもあまり意味がないということだ。大きな原因は寒暖差と低気圧。そして、それによる血管運動性鼻炎であり副交感神経の優位。なら、こちらに焦点をしぼって対策をした方がいい。

とりあえず私は、あさ起きて天気が悪いと感じたらはやめに暖房をつけ、普段より暖かい格好をし、からだが温まるような朝食を摂ろうと思う。