iMacの高さを下げる方法|こうすれば簡単に低くなるよ!

2017年式iMacの21.5インチ。しかも、4Kディスプレイ。ストレージはフュージョン・ドライブだ。デザイン性も性能も、まったく文句がない。こいつを購入して以来、作業環境は快適そのもの。

だが、iMacにはひとつだけ弱点が存在する。それは、高さの問題だ。ディスプレイの位置が高すぎるのである。

これを低くするにはどうすればいいか、私の行った安くて簡単な方法を伝授しよう。

iMacの画面が高すぎる問題

普通に置いたiMac

デスクからディスプレイまで、小さい植木鉢ぐらいの高さがある。

これはiMacの購入者で身長があまり高くない人間共通の悩みではなかろうか。iMacは、デザインは最高なのだが、ディスプレイの位置が微妙に高すぎるのである。

設置部分からディスプレイの最下端まで7.3cm、そこから画面表示のあるとこまでが8.8cm。つまり、デスクから画面の下端までが16cmほどもある

デスクの上にiMacをポンと置く。すると、ディスプレイが妙に高いし、おまけに距離も近すぎる。我慢できないほどではないものの、やや圧迫感がある。これではなかなか、毎日の長時間の作業には耐えられない。

そこで、iMacの位置を下げるような設置方法を考えはじめるわけだが、ここで一つの問題が浮上する。それは……

iMacのスタンドは取り外し不可能!

というわけで、工夫が必要になってくる。

iMacはデスクとは別の台に置くべし

スタンドが外せないから、もはやデスクの上に置いた状態で画面を下げることは不可能。となると、デスクの奥に別で、台となるものを置くしかない。

まずは実際に快適に作業できる状態となった写真をごらんいただきたい。

iMacの高さを数字入りで

 

このように、カラーボックスを置き、さらに分厚い本で調整することによって、iMacとデスクの差を10cmほどにすることができた。こうすると、リンゴのマークがちょうどデスクの面と同じくらいの高さとなる。これがちょうどいい。

ちょうどいい台となるものは?

カラーボックスを買うまでには、「65cm前後の高さのものはないか」と思っていろいろ調べた。

  • 無印良品のシェルフ
  • ホームセンターの各種棚
  • PCデスク

だが、案外、65cmくらいの高さのものはなく、59cmのカラーボックスを買ったのは妥協。本をかませることはあまりしたくなかったが、仕方がない。これでいいということにした。

「デスクとは別の台を奧に設置する」というこのやり方は単純だし簡単、それでいて快適なのだが、唯一、ちょうどいい高さの台を探すのが大変という難点がある。案外、ぴったりくる高さのものというのはないものだ。自作できればいいのだけれど。

最終的にはこの2段カラーボックスを購入した。横幅が薄めのものを2つ購入して寝かせて重ねる……なども考えたが、結局これにした。

顔とiMacの距離

これを横から見た図がこちら。

iMacを横から

デスクの奥行きが55cmあり、デスクから画面までが9cmある。これくらいが私にとっては快適。もっとも、カラーボックスとiMac本体を動かせば、画面とデスクをほぼくっつけることもできる。ここは調整可能である。

やはり、画面はあまり近すぎず、これくらいの距離の方がいい。

台を裏から見ると

iMacを裏から

裏側から見ると、このようになっている。デスクとベッドのあいだに、iMacを乗せたカラーボックスがあるという形だ。ここには普段あまり読まない本を入れている。一応、収納としてちゃんと機能している。

これが、PCデスクを壁に密着させ、壁に向き合う配置にしている場合、このカラーボックスは収納としてほぼ機能しなくなるので、そこは考えどころかもしれない。デスクの構造にもよるが、デッドスペースが生まれてしまう可能性はある。

壁に密着させるなら、もっと奥行きの小さい、薄いカラーボックスでもよさそうだ。……まあ、そういう微妙なニーズにこたえてくれる既製品というのは、なかなか見つからないのだけれど。

デスク水平面から見ると

ほぼデスクの水平面から撮影した図。上に書いた通り、リンゴのマークがちょどその面の高さくらいにくる。

水平面からiMac

体との関係でいうと、iMac上部中央にあるカメラの位置が、姿勢よく座ったときの顎くらいになる。だらっと座ったり背もたれにもたれたときには目の高さだ。ちょっと低いような印象を持つかもしれないが、私としてはちょうどいい。

微妙な調整は、本を同人誌や広辞苑に換えることで可能になる。

端子の抜き差しがスムーズに

この置き方をすると、画面の高さと距離のほかに、もう一つちょっとしたメリットがある。それは、UBSやイヤホンの抜き差しが楽という部分。

iMacはスタイリッシュでいいのだが、画面の高さ問題の他にもう一つ、端子類の抜き差しがしにくいという弱点がある。壁にひっつけるように置いたり、幅の広いデスクに置いている場合、裏側が見えないから手探りでイヤホンやUSBを挿すことになるが、これがやりにくい。

なんせ、ボディはアルミだ。そこに、金属の端子がガリガリと接触すると、なんとも言えず不快になる。が、上のような置き方であれば、裏側が楽に見えるため、過たず端子類の抜き差しが可能。これはちょっとしたメリットである。

まとめ

iMacを使う上で地味に気になる問題、画面の高さについてお伝えした。調べると高さ調節可能なiMac用モニタースタンドというものもあるようだが、値段が高いし接続が難しそうだ(基本、取り外し不可のスタンドをどうやって取るんだろう?)。

だが、デスクとの差が10cmほどのシェルフなりカラーボックスなりを買ってきて、あとは本とか木材とかで調整すれば、いい感じの高さにできる。かかる費用はカラーボックスの1,200円だけである。いい具合のサイズの製品を探すのだけがちとめんどくさいが、これはぜひやってみて欲しい。

画面の高さと距離、これがベストな位置関係になると、iMacのある生活はさらに快適かつ楽しいものとなること請け合い。