Amazonの価格変動の謎を追え! 値下げのタイミングと理由とは?

Amazonの価格変動

Amazonの注文履歴を何気なく見ていて、ふと、半月前に購入したタリーズコーヒー・バリスタズブラックをもう一箱買おうかと思った。そこで、「再度購入」をクリックしてみた。

すると、以前買ったときの値段が3,127円だったのに、表示された現行価格は3,100円。……んっ、ちょっとだけど値下げされてる!?

そこで気づいた、Amazonの価格変動。同じ商品がどういうタイミングで値上げ、値下げされてるのか? 値段が変わってる理由は何なのか? 底値で買う方法は? 調べてみたので、わかりやすく解説しよう。

Amazonの商品は常に価格変動している

これまであまり意識していなかったが、Amazonの商品価格はかなり頻繁に変動している。このタイムスパンは、思ったよりかなり短いようだ。おまけに変動幅も大きい。

たとえば、私が購入したものの以前の値段と12月28日現在の価格とをいくつか比較してみよう。

商品 注文時の値段 現在の価格 変動
Amazonベーシック デスクチェア
オフィスチェア 革
7,600円
(注文 11/22)
6,380円 −1220円
エレコム ワイヤレスマウス 静音ボタン
3ボタン 省電力 ピンク M-IR07DRSPN
1,090円
(注文 9月11日)
803円 −287円
アイリスオーヤマ
カラーボックス 2段
1,127円
(注文 11/20)
906円 −221円
カクケイ フタ付透明OPP袋 テープ付
30μ 100枚 TP16-22.5
648円
(注文 16年9月20日)
506円 −142円
TRUSCO テープカッター 樹脂製
TEX2508
161円
(注文 16年9月20日)
420円 +259円
貝印 関孫六 匠創
三徳包丁 165mm
2,594円
(注文 11/28)
3,210円 +616円
「読む」美容事典 257円
(注文 10月19日)
1,620円 +1363円

このように、ちょっとした差のものもあれば、けっこう大きく変動しているものもあった。

中古本は在庫によって値段が大きく変わるのはわかるが、事務用品・生活用品もなかなかの価格変動を起こしているのが目を引く。Amazonのチェアなんか、1ヶ月ほど待てば1,000円安くなったわけで、これは無頓着ではいられない。

業務で大量に使う消耗品なら、1つ100円違うとトータルでかなり変わってくるはずだ。タイミング次第で数千円もの損失が生じうる。こりゃあ、一大事だ。

なぜAmazonの商品価格は上下するのか?

なんでこんなにAmazonの商品の価格はコロコロと変わるのか。理由を調べてみると、こんな情報があった。

価格変動の仕組み
  • Amazonの価格は異常な乱高下を繰り返す
  • 在庫がわずかになると値上がりする
  • 価格の操作はAmazonが自動で行なっている

というわけで、Amazonの価格変動はリアルタイムかつ上下の幅が大きく、値上がりのタイミングは在庫が少なくなったときらしい。

もっとも、値上がりするのは在庫の数だけに依存するわけではなく、さまざまな要因によって変わってくるようだ。

リアル店舗で買い物をしていると、同じものの値段はそうそう頻繁に変わらない。少なくとも、一日の中で何度も価格が上下するということはない。だが、ネット通販サイトたるAmazonに、そんな常識は通用しない。

Amazonの価格変動をチェックする方法

CHECK

では、そんな乱高下を繰り返すAmazonの価格変動はどうチェックすればいいのか? いちいち頻繁にAmazonで値段を調べるというのも面倒だし、過去の値段はAmazonのサイトではチェックできない。

だが、過去の分も含め、Amazonでの商品を値段をチェックするためのサイトやツール、アプリがあるようだ。

1)MONORATE(モノレート)

モノレート

新品・中古ごとの価格変動がチャートで確認できる。

Amazonの商品の価格推移を調べられるサイト。調べたい商品の名前を入れれば、数ヶ月間の最安値・出品者数などを新品・中古ごとにグラフで表示してくれる。

見た目は株価のグラフのようでわかりやすい。平均の値段も出るため、今買おうとしているときの値段が相場と比べて高いのか安いのかすぐにわかる。

2)Keepa.com – Amazon Price Tracker

Keeps

グラフが見やすく、底値がいくらくらいなのか一目瞭然。

こちらもMONORATEとほぼ同様のことができるサイト。上の購入履歴にある商品をサイト左上の検索窓に入れてみたところ、「ほとんど商品がヒットしないじゃないか!」と思ったが、これは使い方が悪かった。

特定の商品の値段変動を知りたければ、サイト中央上部の「検索」をクリックし、そこで出現した検索窓に商品名を書くこと。

Keepaで検索

調べれば調べるほど機能面はかなり優れているようだ。特定の商品をトラッキング(追跡)すれば、購入を希望する価格になったとき通知をくれるという機能もある。Keepa.comはサイトもあるし、Firefox,Chrome,Operaなら機能拡張としてもインストールできる。

Amazon出品者は玉石混交

一般的に、物の値段というのは上下するものだ。Amazonでも、商品の値段が変わるのは仕方がない。実店舗ではありえないほどリアルタイムで変動するからびっくりするのだが、これぞネット時代の物価変動。いずれ慣れてくるだろう。

だが、不当に高値で商品を買わないように注意したい。

私は以前、Amazonのマーケットプレイスで不要な本をよく売っていたのだが、そのときに価格を調べていて「なんじゃこりゃ」と驚いたことがある。物によっては、不当に高い値段がつけられていることがあるのだ。

悪いやつ

たとえば、ある中古本がだいたい1,000円くらいでいろんな業者・個人から販売されていたとする。だが、そんな中で1つか2つ、数万円の値段で売りに出している出品者がいるのだ。

通常1,300円程度で売られている本の中に、4,000円や10,000円以上での出品が紛れている。安値のものが売り切れたとき、こういう高額なものをつかまされる危険がある。

「ふざけた値付けをするヤツがいたもんだ」と思っていたが、おそらくこれは、安い価格の出品者がいなくなった段階で、うっかり相場を調べずに購入してしまう人を狙った仕掛けである。

中古本だけではない。他の商品でも、楽天や商品独自の通販サイトと比べてAmazonだけ異様に高い場合というのがある。おそらく、Amazonしか見ないで購入する人を狙ったものだろう。

物をいくらで売るかは、売り手の自由。基本的には何の規制もない。だが、無知な人やうっかりさんをひっかけるような出品者には気をつけたいものである。

まとめ

Amazonで再度購入のボタンを押したのをきっかけに、半月前と今とで同じ商品の値段が違うのを発見。そこからAmazonの価格変動について調べてみた。まったく同一のものであっても、在庫の数やら何やらにより、Amazonでは自動で値段が変わっていくようだ。うっかり高いときに買ってしまわないよう、注意が必要である。

また、そのリスクを避けるためにはMONORATEとKeepa.comというサイトが使える。トレーダーになったような気分でグラフをチェックし、損しないタイミングで買うようにしたい。