Amabrush(アマブラッシュ)|10秒で終わるマウスピース型電動歯ブラシとは?

歯磨き

だいぶ前に、ホリエモンがこんなことを言っていた。「マウスピース型のものを口に含んで、すぐに磨ける歯ブラシが開発中なんですよ」と。それ以来、このマウスピース型歯ブラシのことが心に引っかかっていたのだが、先週あたり、Amabrushという「10秒で歯磨きができる電動歯ブラシ」の情報が入ってきた。

歯磨きと言えばおおむね2,3分はかかるし、案外めんどくさいものである。それが10秒で済むようになればだいぶ嬉しい。今回はこのAmabrush(アマブラッシュ、またはアマブラシ)という全自動歯ブラシをご紹介したい。

Amabrushはいつどこで買えるの?

このAmabrushというマウスピース型全自動歯ブラシなのだが、ニュースを見てもどういう状況にあるのかわかりにくい。どうやら「〇月〇日に新発売!」とか「お近くのドラッグストアで販売中!」ということではなさそうである。

ニュースを引用しよう。

「アマブラッシュ」はクラウドファンディングサイト「Kickstarter」で発表されると瞬く間に反響を呼び、すでに2千人以上の購入予約者を確保している。資金調達は目標の5万ユーロ(約640万円)を大きく超え、22万1000ユーロ(約2833万円)を集めている。最初の配送は2017年末頃に予定されている。

引用元:ハフィントンポスト 2017年7月7日の記事

つまり、「Amazonで発売予定!」とかではなく、Kickstarterというクラウドファンディングサイトで資金を募集中で、そこに投資をすればAmabrushがいずれもらえるというわけ。まずは支援者に製品が渡るということで、普通に買える日はもっと後になりそうだ。

Kickstarterとは? どうすれば参加できる?

Amabrushが欲しいなら、そのKickstarterなるサイトでお金を出すべきということだが、これはどうやったらできるのだろうか?

クラウドファンディングというのは不特定多数の人がプロジェクトを進めるだれかにお金を提供し、目標達成をサポートをするという仕組みである。ネットの時代特有の資金調達方法だ。新しいかたちの金融システムである。

日本でもこのクラウドファンディングはあるが、Kickstarterはアメリカの企業でありサイト。2009年設立。かなり大きなクラウドファウンディングサイトらしい。

Kickstarterはもちろん英語のサイトだが、日本人でも参加することができる。クレジットカードで支払いができる。

7月21日現在、Amabrushには14,985人の出資者がおり、5万ユーロの目標金額に対してなんと175万ユーロが集まっている。世界的な注目度の高さがうかがえる。

実際、途中まで手続きを進めてみると、日本からの出資の場合、トータルで99ユーロを出すとAmabrushの基本セットがもらえるということらしい。かなり興味はあるので参加しようかどうか迷ったが、預金残高とアコムの管理画面を見て泣く泣く断念した。

ちなみに、RAKUNEWというサイトなら、日本語でもKickstarterの製品が買える。これは仕組みがよくわからないが、おそらくだれかが代理で一括してKickstarterに申し込み、製品を届けてくれるということなのだろう。たぶん。税込み価格17,590円となっている。

Amabrushの仕組みは?

上の動画を見ていただければ、Amabrushの仕組みはだいたいお分かりいただけるだろう。マウスピース部分がブラシで、口から出てるハンドピース部分が振動を生み出し、すべての歯をいっぺんに磨けるというわけ。

マウスピースは抗菌シリコン製で、この剛毛は歯肉に対して45度。歯科医が推奨するバス法という理論に基づいた設計になっているらしい。歯磨き粉はというと、専用のカプセルを装着し、それがマウスピースから放出されるという仕組み。

ハンドピースはmicro USB充電とQi(チー)規格ワイヤレス充電に対応。1回の充電で28回、歯磨き粉カプセルは1個で1か月以上使用可能。カプセルは1個3ユーロ、3~6か月ごとに交換が必要なマウスピースは6ユーロで買える。つまり、1度買えばランニングコストはかなり低いということだ。

ちなみに、KickstarterのAmabrushのページを見ると、このようにある。

なぜアマブラッシュなのか?

事実1
疲れているせいで、夕方はみんなが歯磨きをさぼっている

事実2
歯磨きの時間は180秒が推奨されているが、実際は60秒でしかない

事実3
人々は人生のうち丸々108日分の時間を歯磨きでムダにしている

事実4
90%の歯と歯茎の病気はひとえに間違った歯磨きのせいだ

こうした事実、問題意識から、Amabrushは開発されたらしい。たしかに、10秒で歯が磨けるなら時間の節約にもなるし、夕方に磨いてもたいした手間にならない。

Amabrushの気になるポイント

見るからに便利そうな最新型電動歯ブラシAmabrushだが、気になる点もある。たとえば、歯並びがわるくても使えるのか、というところ。

私などは前歯が重なってななめっているので、普通の歯ブラシでも磨きにくい。そういう歯でも、まともに使えるのだろうか。あとでそこだけ磨きなおすとなると、二度手間である。多くの人に合うように作られているというが、外国製なので、日本人に合うかどうか。

あとは、市販時期がいつか、消耗品が簡単に買えるようになるかどうか、というのも気になる。とりあえず、Kickstarterに出資した場合は2017年の年末あたりに入手できるらしいが、一般的に販売されるのはいつなのか。消耗品も、Amazonとかで簡単に買えないとなかなかつらい。いちいち海外のサイトで手続きをするのはめんどうだ。

最後に

クラウドファンディングによって開発された新しい歯ブラシのAmabrush、実に魅力的である。数年後、多くの家庭の洗面所にはこのUの字型のブラシが鎮座しているのかもしれない。湿気の多い日本ではカビが生えないかちょっと心配だが、きちんとケアして使えば歯の健康にも時短にも役立ってくれそうである。

Kickstarterでの出資はあと14日で終了してしまうが、注目度の高さからして、2018年くらいには市販されるのではなかろうか。もうモノ自体はできあがっているわけだし。そしたら、実際に購入して使ってみたい。来年の中頃には、みんながアマブラシを使っているなんてことになってるかも? それまでは、従来型の電動歯ブラシで我慢しておこう。